鈴木利枝(津軽三味線)年齢や大学と結婚や家族!演奏動画やアルバムは?【激レアさん】

皆さんは、津軽三味線をご存知ですか?

津軽三味線と聞くと、早弾きで力強い演奏を何となくイメージするくらいの知識しかありませんでしたが、『激レアさんを連れてきた。』に、津軽三味線奏者の鈴木利枝(すずき としえ)さんが登場しました。

とても興味深い生い立ちの方なので、気になったことをいろいろ調べてみたいと思います。

年齢大学などのプロフィールや父親と祖母などの家族結婚について。

普通の三味線と津軽三味線の違いや、演奏動画アルバムについても見ていきたいと思います。

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鈴木利枝さんの年齢や大学などのプロフィールは?

鈴木利枝さんは、どんな女性なのか?

年齢大学などのプロフィールを見ていきたいと思います。

◆鈴木利枝

出典:http://blog.syamie.com

●プロフィール

名前:鈴木利枝(すずき としえ)

血液型:A型

出身地:愛知県名古屋市

居住地:大分県別府市

職業:津軽三味線奏者

鈴木利枝さんは、しっとりした大人の女性らしい容姿で落ちついた雰囲気なのに意外とおっちょこちょいなんですって。

年齢が気になりますね^^

誕生日は12月1日。

2018年6月で31歳なので1987年生まれでしょうか?

今年の誕生日を迎えるとおそらく32歳と思われます。

新聞記事で、年齢を8歳も上に書かれたことがあるそうですが、若く見られたい女性の心理からすると「若く見えますね」と言われるなら良かったのかも?ですね^^

さて、出身大学について語る前に鈴木利枝さんの生い立ちについて少し触れていきたいと思います。

鈴木利枝さんは、3歳で母を亡くし小学校高学年から三味線を始めます。

キッカケは名古屋に住んでいた時、近くの公民館で三味線教室をやっていて父親に習うように言われたことでした。

家に、祖母の三味線があったことも習うには好都合だったかもしれませんね。

習い始めた頃は、民謡三味線だったそうですが、津軽三味線のスピード感や、新しい奏法に魅力を感じるように。

鈴木利枝さんが「津軽三味線を習いたい」と言ったら、父親は、なんと自分の会社を売り払ってしまい青森へ移住を決めてくれたのだそうです。

凄くフットワークの軽い父親ですね。

自分の会社を売り払ってしまう思い切りの良さが只者ではないです。

そして、移り住んだ青森で念願の津軽三味線を習い始めますが、転校した津軽中学校で、強烈なイジメに遭います。

それも、イジメに関わったのが津軽三味線の師匠と、その友人で公立中学の校長だったのですから驚きます。

何と大人気ないことをするんでしょう。

心を病んで、引きこもりから学校に通えなくなってしまい、大好きな三味線も習えなくなり、とても辛い思いをしたそうです。

高校への進学もあきらめた鈴木利枝さんは、15歳から父親とアジア各国を放浪したのだとか。

海外留学で、子供だけ行かせるのでなく父親が一緒に行ったところに深い愛情を感じました。

母親を早くに亡くした分、家族の絆が強いのでしょうね。

放浪しながら、広い世界を見た鈴木利枝さんは、今のままではいけないと思い、16歳で大検を取得し、18歳で立命館アジア太平洋大学へ進学を果たしました。

在学中は再び津軽三味線を始め、さまざまなコンクールで優勝し、卒業後は別府で津軽三味線教室を開き自立する道を選びました。

そして

2015年4月 津軽三味線コンクール全国大会 優勝

2018年5月 第30回全日本競技大会 優勝

という素晴らしい結果を残しました。

2018年の優勝決定戦の後、舞台の上で大泣きしてしまったそうです。

大会が津軽三味線の本場、青森での開催だったことで、幼少時の辛い思い出や今までのことが頭の中を駆け巡ったのしょうね。

ところで、津軽三味線なのに、何で別府に住んでるんだろうと疑問に思いませんでしたか?

出身校の立命館アジア太平洋大学が大分県別府市にあったので、卒業後そのまま定住したようですね。

鈴木利枝さんは、別府が大好きなようです^^

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鈴木利枝さん父親と祖母などの家族と結婚は?

鈴木利枝さんは、現在、どんな家族構成で暮らしていて結婚しているのかも気になります。

調べてみるとSNSに「父の夕ご飯の準備も完了!」と書き込みがあるので、父親とは一緒に暮らしているようです。

相変わらずフットワークの軽い父親のようで、北海道地震があった時ちょうど函館にいたんだそうです。

飛行機が止まっていたので鈴木利枝さんは心配しましたが、朝一番の船で青森へ渡ったそうで。

旅慣れているからか、ぬかりないですね^^

父親は、お茶屋さんの3代目だったそうです。

趣味なのか木版画の制作をしていて

展示会をしたりするようです。

◆木版画展

出典:http://blog.syamie.com

10年ぶりに美術展に出品した作品が審査員奨励賞を獲得するなど、かなりの腕前のようですよ。

鈴木利枝さんには、2018年3月で94歳になる祖母がいます。

三味線を始めるキッカケにもなった祖母の民謡三味線は、初めて手にした三味線で、思い入れもありますよね。

最初、祖母は「子供に持たせたら壊される!」と三味線を鈴木利枝さんが弾くことに大反対だったそうです。

でも今では、「私が三味線していたから、あなたは三味線弾きになれた」と、ご満悦なんだとか。

結果よければ全て良しですね^^

そんな祖母が、「利枝の結婚式まで死ねない」と言ったそうですが、現在もまだ鈴木利枝さんは結婚していないようです。

お子さんについても、稽古の見学に来ていた小1の女の子が、自分の子供の頃にソックリで「子どもがいたらこんな感じかな」と思ったそうなので、お子さんもいないということですね。

お弟子さんもたくさんできて、津軽三味線の普及に尽力していきたいと精力的に活動しているので、結婚はまだ先になりそうでしょうか。

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普通の三味線と津軽三味線の違いは?

皆さんは、普通の三味線津軽三味線の違いってご存知ですか?

まず、三味線の画像を確認しましょう。

◆三味線

出典:https://www.google.co.jp

実物を近くで見たことが無かったので改めて見てみると、こんな形なんだと認識できますね。

三味線は分かりましたが、津軽三味線はどういったものなのかと思いますよね。

実は、津軽三味線という三味線があるわけではなく、演奏の仕方によって呼び方が違うのだそうです。

てっきり、津軽三味線という三味線があるのだと思っていました^^;

普通の三味線と津軽三味線は、歴史が違うそうです。

普通の三味線は、歌舞伎や日舞のバックで長唄の伴奏として演奏したり、地歌はお琴と合奏したり民謡は伴奏として弾かれます。

どちらかと言うと、脇役ですね。

津軽三味線は、一番新しい三味線で今から100年ほど前に青森県津軽地方で生まれました。

ジャズと似ている歴史と言われ、虐げられた人々から生まれた音楽です。

盲目の人々が生きるため、三味線を持って家々を回り、お米やお金をもらって生活していました。

生きるために弾かれた三味線のため、ほかの三味線と違いバチで叩きつけるように演奏され、哀愁漂う音色が特徴です。

完全に三味線が主役ですね。

ところで、皆さんは三味線の譜面を見たことがありますか?

そもそも、和楽器の譜面って見たことがなかったんですが、かなり衝撃的だったのでご紹介しますね。

◆三味線の譜面

出典:https://www.google.co.jp

何が書いてあるのか、さっぱり分かりませんね。

何かの暗号のようにも見えます。

三味線演奏ってスゴイです^^

そして、さらにスゴイ譜面を見つけてしまいました!

◆尺八の譜面

出典:https://www.facebook.com

何かの冗談ではないかと思ってしまいますが、これが尺八の譜面だそうです。

呪文にしか見えません;;

これを見て尺八を演奏出来る人を尊敬します。

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鈴木利枝さんの演奏動画とアルバムは?

鈴木利枝さんは、

どんな演奏をするのか興味がありますよね。

◆津軽じょんがら節
演奏動画はコチラをクリック

演奏動画はいかがでしたか?

左手の早い動きから目が離せなくなりますね!

スピード感のある演奏で、たった3本の弦でこんなに表情豊かな音を奏でることに驚きます。

動画では三味線のための曲を演奏していますが、小学校の体育館で子供達や地域の人達が集まるような時は、演目も「千本桜二重奏」や「千と千尋の神隠しのテーマ」など、親しみやすいものを演奏するようですね。

邦楽の世界というと「お金持ちしか出来ない」「一度、会に入ったらやめられない」と思っている人がとても多いんだとか。

鈴木利枝さん自身、三味線をしていると言うと「実家がお金持ちなんですねぇ」と言われることもあるそうです。

普通にピアノなんかを習いに行くのと同じ感覚で、三味線をたくさんの人に弾いて貰いたいと思っているのだとか。

そして、たくさんの方に生の演奏を聴いて欲しいと思って作った三味線教室が「和心」です。

そんな、教室と同じ名前のアルバムがリリースされています。

◆和心

出典:http://syamie.com

<収録曲>

1.津軽じょんから節(5m15s)
2.夜半の嵐(3m53s)
3.弥三郎節(4m35s)
4.津軽あいや節(6m23s)
5.華響き(7m44s)
6.津軽三下り(4m45s)
7.羽衣の舞(5m16s)

価格は1,900円(税込み)です。

HPからリンクしていたサイトでの販売は終了しています。

2018年10月現在の注文は『エトウ南海堂』にお問い合わせください。

mail@etonankaido.com

TEL 097-529-7490

大分市中央町の店にも置いているそうなので、お近くにお住いの方はチェックしてみてくださいね^^

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まとめ

鈴木利枝さんは3歳で母親を亡くして、父親と二人で津軽三味線の修行のために青森へ移住しました。

希望に胸を膨らませていた中学生の時に、壮絶なイジメに合うものの父親の愛情に守られて、再び津軽三味線の世界へ戻り、現在は別府で教室を開き津軽三味線の普及に尽力されています。

子どもの習い事が、ピアノから三味線になるような、そんな未来が来ることを応援したいと思います。

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